研修3日目♪

mukadakko2006-02-19

今日は8時集合でしたが、起きたのが7時で、準備をゆっくりしていたら、集合時間ギリギリになってしまいました(笑)別の部屋の友達を訪ねていったら、まだ寝ていました・・・明日は、集合時間10分前あたりに行きたいですね・・・(−−;)
写真はホテルの部屋の様子です。


今日は、会議室で「Sundale Dream」の人の映画の制作秘話や映画作りに関わってくる職業や流れを聞きました。そこで、見せていただいたのは、約16分間の映画で、「Pomegranate」という映画で、意味は“ざくろ”だそうです。この作品は60人程度のボランティアで作られた作品で、大体90〜95万円で作られたそうです。

このお話のあらすじは・・・・ある美食家が味覚を失い、その味覚を直すためにある料理人に料理を作ってもらうが、しかし、その条件が「あなたの一番大切なもの」で・・・美食家の悲劇の物語。

始め、この映画を見た感想は、「本当は怖いグリム童話」みたいなお話だと思いました。この本は、とってもエグい内容が書かれています。しかし、この映画はそこについては表現されていなかったので良かったとは思いました。この映画は、とても人の心に訴えかけてくる映画だと思います。人の心は良かった環境が悪いものになってしまうとどんどん荒れていってしまう気がします。そして、心が荒んできてしまうと、荒んだ心に光をともしてくれるものがいたとしても気付かないことが多いと思います。失ってからでは遅いのに、失ってからでないと気付かないことは多々あります。この作品は人の心に問いかける心のこもった作品だと思う。ほんの20分にも満たない作品なのにも関わらず、こんなにも心に響く作品にはなかなか出会えない。自分を助けてくれるものの事を常に考えることと自分の心の中の愚かな部分を認めておくということを私たちに問いかける。今、私たちは気付かない大切なものがあるのではないだろうか。それに気付くために自分が今できることは何なのか良く考えたいと思った。

今日の映画製作などの話を聞いた上で、将来の職業はどのようにするかを考えるに当たって、今、私に足りないものは、モチベーションを上げるということと、CGを作るテーマがきちんと設定されていないことだと考える。また、ストーリー構成やCG技術の面では、まだまだ初心者のような感じではあるため、これから追々力をつけていきたい分野ではある。意欲がなければ何も始まらない、そして、それが中途半端であれば、本当の完成品は出来ないと思う。だから、何かしらの作品を作ったり、何か行動に移したりする時は、テーマや目的・目標を明確化することが求められる。まだまだ、学生だから、そのあたりは曖昧でもやっていけると思わずに、これからのことを考えてより高い目標や技術を持ち、自分の持つ質を高めて行きたいと考える。

今日の作品やSundaleの人々は本当にいい人で、将来のイメージが少しはっきりとしてきた気がします。Sundaleの皆さん、今日は本当にありがとうございました。


今日は本当にいい経験をさせていただいたと感じます。明日も作品のプレゼンテーションがあるので、今日よりももっと良いものにしたいと思う。